たとえばほら、
そこには何もないのなら
君はどこからきたの
君はどこへゆくの

遠い道を越えて
冬の終わりを見つめて

さようならも言えないまま
言わないまま
ここまできてしまったの?

遠回りな言葉を
投げやりな態度を
このまま底に押し込めて
笑っているの?


たとえばほら、
そこでは何もないのなら
君はいつからいるの
君はいつまでいるの

遠い道を進んで
春の訪れを望んで

ありがとうも言えないまま
言えないまま
ここまできてしまったの?

子供みたいな
そんな気持ちのまま
心だけ置いてきたのね
ひとりのままで


いつかちゃんと笑えるように ―然様なら
いつかちゃんと泣けるように ―有難う

―然様なら 有難う―

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

<詩> 子供

閲覧数:53

投稿日:2013/01/16 00:32:09

文字数:314文字

カテゴリ:その他

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