視界に広がる喧騒　撒き餌に群がる劣等
未だ収まらぬ症状　火照った似非の倫理が宣う

光が飛び交う迷路　退路なんて無いと
目を開き笑う道化　烏がゆらり宙を舞い踊る

賽の目一つ二つで　僕らは揺れる揺れ喚く
嘘の世界で上等だってさ熱く歪んだこの声で

ぎらり君の瞳が鮮やかに溶ける
しゃなりしゃなり歩くこの夜を
さあ手をたたいて踊れや踊れ
現世など捨て置いて

なんて世迷いごとに現を抜かせば
ひらりひらり蝶の舞うように
未来が見える　滲んだ視界で
幻をこの手に掴むように

遠くに聞こえるサイレン　眼裏に映る亡霊
彼奴はとうに死んだ　不気味な言葉が空気を彷徨う

怒号にまみれた迷路　退路なんてないさ
泣きながら笑う道化　烏がぐらり羽無くし落ちる

賽の目一つ二つで　奴らは狂う狂い咲く
偽の世界で上等だってさ熱く歪んだこの脳も

どろり君の視線が僕に突き刺さる
どうかどうかこの今は僕と
さあ気が触れたら廻れや廻れ
現世など捨て置いて

なんて世迷いごとに現を抜かして
ひらりひらり蝶の舞うように
夢すら殺す　滲んだ視界が
君のことを未だ映すから

賽の目一つ二つで　僕らは揺れる揺れ喚く
嘘の世界で上等だってさ熱く歪んだこの声で

ギラリ君の瞳が鮮やかに溶ける
しゃなりしゃなり歩くこの夜を
さあ手をたたいて踊れや踊れ
現世など捨て置いて

なんて世迷いごとに現を抜かせば
ひらりひらり蝶の舞うように
未来が見える　滲んだ視界で
幻をこの手に掴むように

踊れ踊れ　おかしくなって
ぐらりぐらり　袖を揺らして
騒げ騒げ　空っぽになって
声が脳が　焼け落ちるまで

踊れ踊れ　おかしくなって
ぐらりぐらり　袖を揺らして
騒げ騒げ　空っぽになって
声が脳が　焼け落ちるまで