【VY2】褪色【セルフカバー】
二年ぶり新曲。無調声。
オリジナル
⇒https://mqube.net/play/20180316294966
繰り返す記憶の中で瞳を閉じた
凍てついた心が 満たされる時を信じて
幾年の時の中で生きていた
僅かな残り香に 願いかけては
傾きかけた日の向こうに
嘲るような 蔑むような
幻想を見た
煙る街に影を落として
一つ また一つ
灯る常夜灯
募る愛も 夢も全て
流れるばかり
照り返す頬の赤く染まれる頃には
揺蕩うこの気持ちを慰めて
冷たい夢の奥底に 沈みゆくその前に
咲き誇る桜のように輝いて
映える瞳に浮かぶのは 名も無き想い出
飽くこともなく朝を迎えて
時が巡り夜を越えて 深くなる痛みに
今宵もまた 夢を見るのだろう
光のない冷たい場所 月さえ翳る空
濡れた葉の露が落ちて壊れるように
枯れた花弁が道端で千切れゆくように
断罪の歌を永久に奏でよう
色褪せた此の場所で もう一度やり直せるなら
何度でも繰り返そう あの日を辿って
響く声も 掻き消えていくとしても
繰り返す記憶の中で瞳を閉じた
凍てついた心が 満たされる時を信じて
幾年の時の中で生きていた
それだけがただ一つ 確かなことだから
――ただ一つ 聞こえた声が噎び泣いた――
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