ポップ&キュートなミク衣装ハクさん
投稿日:2011/08/10 02:57:18 | サイズ:2280x3296px(1,097KB) | 閲覧数:380 | カテゴリ:創作ボカロ
遅れましたが、8月9日はハクさんの日である事に気付きましたので急遽描いた一品。
忙しくて、大変ですけれど創作したいと思ってます。
先日、やっとパソコンが返却されたので暇を見つけて活動再開したいです。
久々に、創作や投稿ができて安心してます。
今回は、ポップやキュートを目指して見ましたが見事に撃沈。
ハクさん、ごめんね……
私事ですが、ピアプロに登録して3年目に突入。
ゆっくりと、音楽も投稿していく予定です。

忙しい合間に活動してますので、返事は超遅いです。
謎多き、病弱人物。もともと、ボーカロイドを購入した理由が「持病があるので、代わりに歌って欲しい」である。
おっとりとしていて、物腰は柔らかく、基本的に礼儀正しい。が、怒ると「自衛隊の鬼軍曹より迫力がある」(by元・自衛隊員)らしい。
滅茶苦茶底辺で、チマチマと歌を作る…一応、楽師。
伴奏らしき物は何とか作れる。(まだ勉強中!)
アカペラだけは、大量生産。
一応、歌詞・絵・小説もどきングにも挑む。
別サイトでは、勇猛なる黄色の剣のマスター役を担う。
アカペラ曲に、打ち込みが追い付かないのが現状。
◇◆◇◆◇
小劇場『起動する恋心』
痛い。とにかく、痛い。
起動して、初めて知ったのは痛みだった。目の前は真っ赤でノイズが酷く、よく見えない。祝福を与えてくれる人も、言葉も無く、産湯に浸かるより先に知ったのは痛みだった。
そんなのアリかよ。
俺は、まだ起動したての頭で考える。
まだ、起動して三十秒しか経過してないってのに! あぁ…… 嫌だな。初めて見たのが、こんなに真っ赤な景色だなんてさ。痛いし、苦しいし、死ぬのか? 俺は? 何で?! 何でだよ! 俺、俺は! 俺は……!
生まれたい!
そう、強く願った瞬間だった。一滴の水が頬に当たった。
……! 水?
そして―――
「死なないで……」
声が降ってきた。柔らかく、温かな体温が宿る声色に俺は驚いた。
おん、なのこ?! じゃあ、今のは……
思い当たるのは1つしか無かった。
涙
俺…のため…に……?
声と一緒に、温もりが俺を包み込んだ。必死に目を開けて、焦点の合わない瞳で少女を見ようとした。ボヤけて、ノイズの走る視界の中で、栗色の髪を持つ、青い瞳の少女が泣いている。
泣かな……
手を伸ばそうとした瞬間、俺の電池は限界を越えた。
修復が完了した時、研究員は紹介したい者がいると言った。
少女の姿を確認した時、一目で解った。あの時の少女だと。
「初めまして、刃音ヨクヤくん。私は、貴方の姉。操音九と言います」
衝撃が身体を駆けて、俺は、泣きたくなった。あの涙が嬉しくて、会いたいと願っていた。でも、願いは脆くも崩れた。俺達は、姉弟。絶対に、恋しては…いけない…
研究員の間で、聖母の噂が囁かれたのは丁度この頃である。