
怠い暑さを言い訳にして
溶けだしたアイスをくわえた
僕よりも少し背の高い
向日葵の隙間に隠れて
痒そうに腕を掻く君は言うんだ
「もういいかい?」
走れ
遠く、遠く駆け抜ける夏の日
入道雲を置き去りにしてった
風鈴の音が 蝉の声が
陽炎に混じりゆらり揺れてる
こんな青く、青く突き抜ける空が
今でもずっと焼き付いてしまって
離れないけどそれでよかった
最高気温を更新した昼過ぎ
やっぱまだ遊び足りなくて
ぬるいラムネを飲み干す頃
宿題のこと思い出す
でももう知らないふりをして
言ってしまうんだ
「もう一回!」
叫べ
どんど、どんど咲いて散る花火に
掻き消せないくらい想いの丈を
失われてく季節よ、待って
走れ
遠く、遠く駆け抜ける夏の日
入道雲を置き去りにしてった
隣で息を切らす君も
きっと同じこと思ってたんだろ
こんな青く、青く突き抜ける空が
今でもずっと焼き付いてしまって
離れないけどそれでよかった
離せないけどそれでよかった
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