「知らない街に消えた声」
夢だと思うほどの
救いのない出来事
あまりにも早すぎて
振り向く時間さえ
ひざを抱えるだけの
悲しすぎる出来事
溢れ出した思いは
行き場失くしたまま
確かなはずの世界
目の前で消えてく
差し出した手は何も掴む事無く
崩れてく記憶を繋ぎとめて
何もできず立ち尽くすだけ
力なく堕ちてく
あの声は戻らない
静かな空見上げてた
気配さえも消えてる
暗闇を彷徨えば
まるで知らない街を
たどるような間違い
見たことのない世界
目の前で
呼び掛け続ける声が枯れて吸い込まれても
何もない終わりを止められない
歩き出せる ただそれだけの
不確かな望みも
途切れそうな戸惑いの
本当のこと知りたくて
失くしそうな自分のかたち
ざわめきが消えない
それでも明日が僕を待ってる
何もない足元に光が差す
激しい音に打たれ続けて
今僕は響きだす
消えていく時の中
失くしたもの忘れない
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