作詞作曲：月（つき）
歌：重音テト

愛を伝えるって意味も　だんだんわからなくなってきて
話す相手なんかいないから　ただだらだら布団に包まってる

相変わらず今日も昨日のよう　誰も会わず無駄に過ごして
アイフォンの充電の有無を　ただ見てるフリするだけ

幾層にも包まって　また暗い闇　溶け込んで
布団に埋もれ呼吸して　ただ泣いていたいのか　笑っていたいのか
誰も教えてくれんよ

通りを歩く一般成人の声イヤホンで断ち切らせて
ただだらだらしてるだけでも　期待、不安さえ消えちまいそうで

アイスコーヒーでも飲もうかと思ったから　作り置き取り出して
グラスに注ぎ口つけてみても　ブラックじゃ苦くて喉通らん

幾層にも包まって　苦甘い味飲み込んで
布団に戻り呼吸して　絡まっていたいだけ
…黙ってられない

まっさら1ページ描きだして　大胆な想像を書き足して
言うに言えんかった言葉隠したくて　捨てるに捨てれんでそれも書き足して
愛や恋が全部ウソだとしたって　伝えきれんかったことがあったって
間違いじゃない　迷いも込めて想いを描くんだ

今、頬を伝う涙は消えなくて
同じような日々をまた繰り返すだけ

曖昧な答えだとしたって　単純な思考だとしたって
何千何万通りの未来があって　それすら終焉への入口だとしたって
「進むべき道なんかないさ　進みたい場所に道がないだけ
先に行くよ　苦笑いすら浮かべられなくても」

呼吸を止めるな　何度でも立ちあがれるさ
同じような日々も　無駄じゃないんだ
もう想いを捨てるな

愛を伝えるって意味なんか　最初からわかんないままで
カーテンが透け日が射すから　今日は布団でも干そうかな