夜空に響く秒針

いつからか虚しさばかりが心に募り
いつからか好きなものばかり
愛せなくて

何度夜を涙で　心を満たしてきたの？
未来など見えないこの手に何を望むというのか？
機械の声で何が伝わるの？　私は何を望む？

信じた夢はいつからか夢じゃなくなり
過去ばかりに囚われていく
正しさなんてわからず
怖くて　目を閉じた
　　
ただキミに届くまで詩い続けていたいから
いつかこの魔法が解けるまで抗い続けて
詩にのせて　まだ見ぬ未来へ
何もせずこのまま朽ちて逝くくらいなら
キミと一緒にまだ見ぬ景色を見たいから
描いた理想が今は妥協でできてても
未来をその手に掴み取れ　

真実がどれかだなんて
もうどうでもいいくらいには
明日が来るのが怖くて...
かき集めた自信は
ふとした一瞬に消えてゆくのに
不安ばかりが襲う

夜空に響く秒針　賽は投げられ刻まれる
例え届かないとしても神頼みでは何も変わらない
立ち向かえ

まるで魔法のような出会いでもいつか枯れてしまう
それなら見たいものを見るまで抗い続けて
手を伸ばして　正解のない日常へ

その気持ちは　その想いだけは確かなものだ
閉じかけた想いとともにその先を見せて

ただキミに届くまで詩い続けていたいから
いつかこの魔法が解けるまで抗い続けて
詩にのせて　まだ見ぬ未来へ
何もせずこのまま朽ちて逝くくらいなら
キミと一緒にまだ見ぬ景色を見たいから
描いた理想が今は妥協でできてても
未来をその手に掴み取れ