
重ねた影の行方だけ教えて
滲む体温溶けだしてしまうの
揺らめいた水面に
花びらを浮かべてみたら
風が逃がしてしまった
遠くでは綻ぶ、遥か
包み込むのはやわい指先でも
ふたり笑った解けないようにと
煌めいた足跡なぞったら
拾い集めてた
溢さないようにしては
気だるげに微笑むのが、微か
甘い波に小さな船
揺らしたら見つめ合うだけ
あの日のことと明日のこと
ぜんぶ詰めこんで浮かべよう
クラシカルブルーに微睡んで
繋いだ手と手
何気なく眠りにつく
そんな日も悪くないといって
赤い頬と染まる空と
ときめく理由を知って
恥ずかしいけど伝えるから
聞き逃さないようにしていて
甘い波に小さな船
揺らしたら見つめ合うだけ
あの日のことと明日のこと
今日も仕舞ってきみの隣
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クラシカルブルーの微睡み(GUMI版)
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