「春、巡る」
生まれ故郷にも花が(桜)咲き
響く鐘の音が告げる朝
暖かい陽の光や匂いに
少し救われた気持ちになる
気まぐれ、春のあくびをして
のんびりと生きていけたらなぁ
立ち止まることも必然なら
大丈夫、道は続くよ
散りゆくも散りゆくも
人知れずまた根を張って
あなたが積み上げてきたものは
また春に咲き誇るでしょう
幼き頃を思い出せば
祭り囃子に白馬の列
津々浦々から集う人々
いつか再び…と祈りながら
三月、(弥生は)春の散歩道を
歌いながら歩いてみたいな
生きとし生けるも運命(偶然)なら
大丈夫、また出逢えるよ
巡りゆく風のように
駆け抜けていった笑顔や
今も尚、言えずに飲み込んだ
さよならも強く抱いて
雨に打たれ風に吹かれ
苦しみぬいた夜を越え
あなたが紡いできた想いや優しさは
巡るでしょう
散りゆくも散りゆくも
人知れずまた根を張って
あなたが積み上げてきたものは
また春に咲き誇るでしょう
散りゆくも
根を張って
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