とても幸せだから offvocal

ののど

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とろけるような甘い陽射しに
肌を透かすような無垢を見ていた
触れたら痛いようなぬくもりが
わたしには遠く

あなたが目を覚ます前に
呼吸を拐っていく
きれいな夢そのすべてを
無意味に奪わないで

美しい朝を見つめた
時を停めるようなその瞳に
もう二度と映らない指先が
千切れたみたいだ

あなたが手を放す夜が
わたしに寄り添うから
静かな幸せを誰も
正しく壊さないで

あなたが目を覚ます前に
呼吸を拐っていく
きれいな夢そのすべてを
無意味に奪わないで

いたみを笑わないで
わたしを殺さないで
かなしみをだまさないで
わたしを奪わないで

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