苦しみだけが溢れてるわけじゃないのに、

悲しみだけが溢れてるわけじゃないのに、

この世界で生きてるだけで痛いもんだ。

善く生きようとしているのに、

笑っていたいのに、

どうしたって自己嫌悪。

「死んでしまいたい。」じゃなくて、

「生まれてこなければ良かった。」

そこに辿り着く。

深い闇に潜り込んでは居座って、

親指を咥えて光を眺めてる。

「どうせ自分なんて」って拗ねて

結局、本当の自分よりも他人を見てる。

どれだけ心を甚振っても、

どれだけ傷を付けても、

物足りなくて、赦しきれなくて、

気付けば助けてって心が叫んでる。

それを必死で抑え込むの繰り返し。


もう良いじゃないか。

そうやってたった1人もがいてきたんだ。

自分を許すのは怖くないよ。

笑ったって痛くないよ。

自分の中から無くなることはないんだから。

これ以上、本当の自分を殺そうとしないで?

ここで泣いていいんだよ。

何度だって寄り添うから。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

体温に触れて

ポエム

閲覧数:239

投稿日:2016/10/09 19:42:29

文字数:430文字

カテゴリ:その他

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