りんご飴
Composed & Lyrics by LE-ON

今年もまた夏が始まる
今度は何処へ行こうかなんて
楽しそうに話してる
君の隣で僕はいい

そんなことを思いながら
行きたがってた夏祭りに
行こうかと君に言ったら
嬉しそうに頷いたんだ

君の浴衣姿が
あまりにも綺麗で
隣を歩く僕がまるで
みすぼらしく見えたんだ
それなのに君は
僕の手を握って歩き出す

誰かの歌にあった
胸の痛みが
辛い事を今知ったんだ

君の手の温もり
甘い髪の匂い
僕の胸は熱くなってゆく

『好き』と言う言葉が
とても単純で美しい事を
教えてくれたのは
君だけだった

不意に出会った友達と
話す君の顔は楽しそうで
僕は横目で見ながら
少し大きなりんご飴を頬張る
それはとても甘酸っぱかった

君の描く未来に僕はいますか
そんな飾った言葉使っても

伝わらない事を
僕は知ってるんだ
言うべき事は一つしかない

単純な言葉に
いくつもの思いを乗せて伝えよう
僕は君のことが
好きなんだ