
春の風がやけに優しくて
置いていかれた気がした午後
何も変わらない街の中で
君だけがもういない
「また明日ね」って笑った顔
頭の中で繰り返す
気づけなかった小さな痛み
今さら胸を締めつける
桜が舞う 君のいない空に
どうしてこんなに綺麗なんだろう
言えなかった言葉が溢れて
「行かないで」って遅すぎるよ
春は残酷だ
返事のないままの画面が
静かに現実を告げてくる
短すぎた最後の言葉が
今も心に刺さる
大丈夫って強がる癖も
わかっていたはずなのに
踏み込めなかったあの距離を
何度も思い返してる
桜の下 ひとり立ち尽くして
隣にいたはずの影を探す
もしもあの時手を取れたら
未来は少し違ったかな
答えはもうない
時間だけが過ぎていくけど
君はあの日のままで
忘れたくない でもこのままじゃ
前に進めないまま
桜が散る 君を連れていくように
風の中で名前を呼んだ
「ありがとう」も言えなかったけど
それでも僕は歩いていく
君を忘れずに
抱えたままで
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