東京ロックダウン ~夏のあと~
東京ロックダウンが起きて夏まで続いたら。
むしろ夏にずれたのなら。
そんなパラレルワールドを描きました。
-Lyric-
くだらないことでいつも笑い合った
僕と君の様な青い空と
雲の白は混ざり合った晴れたいのかわからない不器用なやりとり
かんかん照りの晴れ間に雲の陰がほどよく夏の暑さを消してくれた
君の存在は日常の痛いような暑さを消してくれたんだそれなのにな
何が大切かなんてどうでもよくなっていた
君に安らぎを覚えたあの日の温もりも忘れて
夏のことだったそりゃもう台風過ぎ去った後みたいに
痛みも温もりも帰る場所もみんな無くなってしまった
ただこの世に蔓延る空虚ばかりが忘れたはずの
痛みとしてずっと残っていた
あどけない顔でいつも寂し合った
僕は白い雲の様な君を
雨で黒く塗り潰したこんなときばっか傷付ける不器用な交わり
燦々照らす晴れ間に雨の音さんざめく二人の間声を消した
僕は君にとって太陽になることなく
嵐は段々と二人切り裂いていく
夏のことだったそりゃもう台風過ぎ去った後みたいに
痛みも温もりも帰る場所もみんな無くなってしまった
ただこの世に蔓延る空虚ばかりが忘れたはずの
痛みとしてずっと残っていた
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