吹かれて返す掌
言葉は脆く儚く
変えても哀と道連れ
心を蝕まれてく
夢も見せぬ症状が
胸の奥に迫る
全て沈む衝突に
根も葉も楽歌も朽ちてく
固まってゆく回路 バグなんてないと自答
催した哀情に乗っ取られた思考
去ってゆくライト 誤ってゆく軌道
なってゆくは妄想と放浪のdoll
帆を張って行く海路 漂ってゆくは悲壮
漕ぎ出して焦燥と暴走の舵
広がってゆく海峡 錯乱の心酷く
着いた先は後悔と荒廃の砂漠
故きに降りたひとひら
未来の風花を見る
荒れ地で飢えた傀儡は
闇夜に嘆き続ける
失ってゆく才能 過ぎ去って消える記憶
何が欲しい 凶暴な狂騒の死都に
積もってゆく代償 次なる獲物狙う
絶ってゆくは獰猛な制圧の使徒
駆け出して行く最期 何かが違う記録
歳月に返される歪曲の自業
脱してく迷子 立ち去ってゆくは自得
欠いていった 創造に純真な声
抗ってゆく再考 一から変える自問
断ってゆくは強制に結ばれた糸
戦ってゆく回路 疑って泣いて再起動
発ってゆくは混沌とコントロールの地獄
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