さぁ、羽ばたいて!さぁ、突き抜けていけ!
元気のない君の顔、いつもと違っているのはあの青い空
真冬に咲く蒲公英の花びらから教わった、強い意思よ!
強い希望よ!強い君よ!さぁ、今、君の花を開かせよう! 


そうだよ、君の描いたキャンバスに、透き通ったあの空は
今もずっと蒼く、どこまでも続いているよ。永遠を信じるかい?
耳をすませば ほら聴こえてくるはずだよ、脈打つ鼓動の熱い想いが今、
心のなかで弾けて跳んでいる。

ちぇすと! ちぇすと! ちょすと! この大きなこだまよ、
真冬空を貫いて、響いて行け!
まだ君に、伝えたい言葉がいっぱいあるんだ。
忘れないでいて、曇った空は永久には続かないことを。

君を待つ、道端に放り投げたイシツブテ。
転ばないように、それでも君は駆けていくんだね。
ほら、優しく微笑んでいるよ。それは
僕、父さん、母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、
弟君、妹さん、・・・


怒ることもあるし、憎たらしいこともあるけれど。
生きてることって、難しいことだよと。
消えない声に惑わされるけど、希望を描くことを辞めたりしないで。
そうさ!傷は胸の奥に仕舞いこんだまま、忘れようとしていた自分を
いつも抱いているよ。
でも目指しているんだ、昨日より挫けない。強くなれると信じた君と僕の
約束なんだ。

ちぇすと! ちぇすと! ちょすと! この大きなこだまよ、
真冬空を貫いて、響いて行け!
まだ君に、伝えたい言葉がいっぱいあるんだ。
忘れないでいて、曇った空は永久には続かないことを。

そうだよ。恥ずかしいことなんかじゃない。
涙が溢れてくるのは、一所懸命、今を頑張っている証しなんだ。 
恐れないで、怖がらないで。 今の自分を目一杯撫ぜてあげて。
ほら、もう少しだよ。痛くて重たい体でも、心の壁、乗り越えたところに
待っているのは紺碧に瞬く、輝いた本当の君なんだよ。


決して、忘れることなんかできない。
今を生きている瞬間を・・・気づいているんだ、
本当は。
求めてる答えは君でなければ掴めない、ところにあるんだよ。
だから、今日も明日も信じてる。
四キロ離れた向こう岸、辿り着こうとすることで強くなれるよ。
きっと、かならず笑える日がやってくるよ。


バタ足だってかまわないんだよ。戸惑う君の向こう側には、
蒼い空が広がっているから。
季節はずれの真冬の虹は君の背中を押すよ。
もう怖いものなんかない、
さあ、まばゆく季節は流れて、今日という日に始まりを告げる。
君の勇気がとびらを突きやぶって、
新しい蒼いキャンバスに未来を描いて行くんだ!


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ちぇすと!~忘れない~

青春映画「チェスト!」からインスパイアされた創作詩。
ちぇすと、とは鹿児島方言の一つで、「気合い」などの
掛け声に使用される言葉だそうです。
「引き出し」ではありません・・・汗。
やや物語風にしてみました。

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投稿日:2011/02/23 23:50:41

文字数:1,092文字

カテゴリ:その他

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