だから僕は"今日も好きだよ"と思い続けるのです。

明日も君が好きかなんてわからないでしょ？
もしかしたら超運命的な出会いをして
別のヒトを好きになるかもしれない
"駅でたまたまぶつかった女の子"と、だってないわけじゃない
でもまぁその逆"君が僕以外と"だっておんなじ確率であり得るわけです

絶対なんて無い世界
僕は君に未来なんて約束できない
一生を君に、なんて口が裂けても言えないのです
でも、それでも
毎日紡ぐ"今日も好き"が、ずっと続きますようにと拙く僕は祈るのです


紡いだ小さな祈りが細く長い糸になれたなら
この身体を走るコードの数と
君はねぇどっちが多いと思う？


一日が終わって静かに眠る君には内緒なんです
ハカナイキスをひとつおとすのです
"今日も好きだったよ、明日も好きでいられますように"
ひっそり僕は祈るのです
明日はわからない
未来は約束できないなんていいながら
もがいているのは実は僕？
でも、それでも
チープなプライドをぶら下げた僕は…嗚呼
顔も知らないフィナーレなんてヤツが怯える僕の未来に目隠しする

絶対なんて無い世界
僕は君に未来なんて約束できない
一生を君に、なんて口が裂けても言えないのです

でも、それでも
未来を願うクセに
君を誰かになんて"絶対"渡せないのに…

気づいているのです
目隠ししたその手は
フィナーレなんて奴の顔は
嗚呼臆病なこの僕