-ほら 空を見上げてごらん
ねえ 自分が小さいこと気付くでしょ-

飛び出した世界には
何があるかは わからない
でも いつも思うんだ
「後悔はしないよ」

高い波に 飲まれても
吹き荒ぶ風に 煽られても
倒れない 強さ
僕にください

-ほら 空を見上げてごらん-
また 君の声がこの耳に響く



「また後で」
そうして逃すシャッターチャンス
僕の目がファインダーなら
全て写して残しておくのに

憶えているのは、むせかえるような草の臭いと
君の 涙
喪った季節は
もう戻せない


遠ざかってく二つの思い

私の笑顔と泣き顔

遠ざかってく二つの願い

君がくれた宝物


消えていく私の笑顔
作り笑いが被される

「これが大人」なんてヤだよ




自殺がいけない、その理由
連面と続いた命の連鎖を絶ち切るから
自分の両親とその両親
顔も名前も知らない、その前のさらに前の私の意思は知らぬ間に

、ぽっと生まれたけれど
この体 確かな存在
これは、「人類」誕生から絶え間無く続いた命の連鎖によるものな

んだ
それをここで絶ちきること
それはあった全てが無駄になること
「ここ」まで繋げてくれた全てを無くすること



「裏切られた」なんて【期待】してるからで
それは【気持ちの押し付け】で
あなたの「それ」はちがうでしょ?

自分の気持ちに自信を持って
あなたが望んだ未来は遠いけど

「それ」には色んな形があって
人によって 見えたり 見えなかったり
だから誤解も生まれて
すれ違いから壊れて

人を殺す位に強いのに
一瞬で溶けて消える位に 脆くて




人は掛け算よりも足し算が好き
【無いもの】に【見た目】【感情】【希望】をどんどん足して
【付加価値】で【0】を判断するんだ
【0】は【0】なのに、もう【0】じゃない

私もあなたも
そうやってどんどん足されて、たまに引かれて
もう【0】には戻れないのかな

自分の【付加価値】に
押し潰されそうだよ


確かに、手を伸ばせばあの光に届くのかもしれない。
でも、僕は手を伸ばせないんだ。





涙がほほを伝うけど
その理由さえ、理解できないんだ

泣きたい 泣きたい 泣きたい

どうやって涙は流すんだっけ…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

備忘

その内に拡げようと思いながらも放置されてきた詞の破片

その内に料理しよう(そしてまたほうt

閲覧数:70

投稿日:2014/01/08 20:17:08

文字数:981文字

カテゴリ:その他

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