
数万マイル 砂上に眠ろう
歩く薬も 無用の長物となり果て
あいつは今日もお天道様の下
その儚い命蒸発させてゆく
だから僕に 光はいらない
君のため祈るのが 僕の役割だ
あの日僕に気づいてくれた
その時から潜水艦のように
色が見えるよになった
泣きそうなほど
だから僕はあいつには
会わないことにした
夢を見るのさ
僕なりのあいつの夢を
季節も季節で
岸はうるさいし
釣られてニュースになる
わけにいかないし
陸へ出たとて
あいつはいないし
キラキラの思い出だけ
いつも通り
Ah 飲み込んだ両足
使ったら届くだろうか
暗く揺れるヒレは
意外と自慢だ
浅瀬がやけに暑い
僕のほうへ手招いた
あいつの陽炎が見えた
僕の牙に
刺さらぬよう
怖いんだ
次の思い出を描こう
あの日僕に気づいてくれた
その時から潜水艦のように
色が見えるよになった
泣きそうなほど
だから僕はあいつには
会わないことにした
夢を見るのさ
僕なりのあいつの夢を
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