燐葉石は裏葉色/にじぶどう ft.可不
春の風は過ぎた
海緑色の瞳には光満ちてて
未来期待した
止まらない好奇心 足を突き動かし
世界の広さを知る まだ見ぬそれは残酷
知れば知るほど欠けていく
砕けて割れていく
継ぎ接いでも戻らないものがある事を
それに気づく時は...
清く正しい本当で世界を変えられたら
その世界は桃源郷になるのか？
あなたが話す過去の僕は透き通る
宝石みたいだね 嘘ではないよ
今はもう見えないよ 羽の様に裂けていく
わたしが在る意味がもう
クラック寸前みたいだ
薄荷色から裏葉色へ
燻んでしまった様
足が動くたび戻らない形、色
私は僕なのに！
このイシを水底に沈め私はまた
本当を見つけ出す
何になろうとも
今や砕けた理由さえ忘失の最果て
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