全てが消えればいい
口元は震えたまま
靴を脱ぎ捨て
カバンも捨てて
1人なろうって言った
全てが終わればいい
降り続く雨の音さえ
聞こえないまま
優しい言葉
もう言えないな
街を彩る花さえも
夏を知らせる虫の音さえも
邪魔になって払っていた
雨よ心洗い流してくれよ
暗い過去も全部
全て忘れてしまえたなら
なんにもない殻だけが残る
愛の言葉なんて全て嘘じゃないか
僕を見るな
傷跡消えなくて
全てを絶っていた
温かい手も優しい声も
もうわからない
心の弱さ隠すため
強い言葉を口にしていた
全部全部嘘なんだ
雨よ言葉聞こえなくしてくれよ
嘘の想い全部
全てなかったことにしてくれ
ないものばかりを気にしていた
夜の終わりなんて来るはずもなくて
僕をみてよ
夏の終わりに咲く花を
美しいと思えるだろうか?
夏の終わりを告げる声
僕の心に聞こえてる?
傷つけられることに怯えて
傷つけることを選んでいた
終わりなんてあるのかな
明日なんてこなければいいのにな
僕が壊していたものはすべて真実だったんだ
愛の言葉もわからないまま
朝日見たいなんて言える資格もなくて
僕はどこ?
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