歪んだ才能だった　めまいと酔う言葉を吐いた
枯れた声になって　砂に水をまくようだ
消えたい　魔法になって
消したい　過ちを全部
祈った　星屑

平行線ばかりが増えた　きっと薄汚れたまま
大人になってもまだ僕は　見れない臆病だ最低
沈む　影が
揺らぐ　心みたいだ

ねえ、壊してしまって

ローリング　ローリング　転がってゆく
ローリング　ローリング　風にのまれる
ローリング　ローリング　褪せた記憶が
枷になってさ

明け方去ってゆく　皐月を待っている
拝火の日もきっと　忘れ去ってゆく
星の掃く夜　君を待つ　君を待ち言解ぐ僕
外套抱きしめてる　生きる

殺したのは戸惑いだった　きっと哀れむ心も
ようやく澄んだ世界だった　間違いでも良いと思った
沈む　気持ちが
揺らぐ　自己存在肯定

ねえ、壊れてしまって

ローリング　ローリング　転がってゆく
ローリング　ローリング　風にのまれる

明け方去ってゆく　皐月を待っている
拝火の日もきっと　忘れ去ってゆく
星の掃く夜　君を待つ　君を待ち言解ぐ僕
外套抱きしめてる　ねえ

諦めた者共から
「あやし、あやし」と手をのばされてる
悴んだそれらを解ぐ
すべて　すべて　僕のせいにして？

明け方去ってゆく　皐月を待っている
拝火の日もきっと　忘れ去ってゆく
星の掃く夜　君を待つ　君を待ち言解ぐ僕
溶けてもずっと

心が凪いでいる　鉛のように装う
吐いた声できっと　溺れてしまうのだろう
星の掃く夜　君を待つ　君を待ち言解ぐ僕
明け方　答えを探して　生きる