天威咫尺【初音ミク】　オケ

天威咫尺（てんいしせき）歌詞

仮初の言葉は朽ち果てた　空は霞み　君の姿も今は夢現
極東の楽園の宴は　酒池肉林に見せかけた虚の塵芥

花は枯れ　運命は燃え尽きた　天つ風は凪ぎ
啼く空は　緋色の雨降らせ　僕を待つ
輪廻する厭世の鎖を　ひと思いに斬り伏せるなら
聴こえるだろ僕に問いかける　声

天威咫尺　空を穿つのみ　君の心を奪い返して
開国　唸れ　これは合戦なんだ　さぁ　鬨の声を上げろ

蔓延った悪の蔦を潜り　目指すは極彩色の景色が見える場所
散りばめた嘘偽りの刃が　心の糸を断ち嗄声を撒き散らす　

桜散り紅葉を忘れて　土に還るなら
目を閉じて耳を塞ぎ僕は嘆くのだろう
富士の空紺碧の光を瞳の中宿した勇者　
駆け抜けろ美しく哀しい世を

天威咫尺　夜を吹き飛ばして　僕らは抗う反逆者さ
一閃　裁け　狙うは空彼方　剣を取り戦え

夢の跡は無残に形も無く　今や兵どももなし
色は匂えど我が身朽ちる前に　叫べ全霊捧ぐ唄

天威咫尺　空を穿つのみ　闇夜を照らす　碧き光
開国　唸れ　これは合戦なんだ　さぁ　鬨の声を上げろ