古の鏡 覗き込んだ刹那から
この身を苛む深き苦悩の渦潮よ(嗚呼愛しい波の娘 僕のウンディーネ)
古の泉 涸れずたゆたう君を想う
我が身苛む呪いとなりて 尚も湧く泉
愛を誓ったこの唇の 零れ落ちる言葉は冷たい
愛を契ったその唇の 最期の口吻あまりに冷たく
古の咎よ 報いならば受け入れよう
どんな裏切りも僕は許し君を愛そう(酷い裏切り犯した彼を許す君に誓う 僕は永久に君を愛す愛しいウンディーネ)
古の怒り 今宵も海は荒れ流る
船を沈ませる海神の歌声よ(遙か古の裏切り 罪は今に刻まれて 過ち犯すなかれと歌う人魚姫)
償いよりも強い激情 唯君が愛おしくて
贖いよりも熱いこの胸 君を抱きたい愛しい人(ウンディーネ)
古の呪い 二人結びつける縁(えにし)
姿形で厭わない 愛すべきは君の魂(こころ) いつまでも君へ歌うよ僕のウンディーネ
(姿形など憂き世の作る夢現)
古の怒り 今宵押し寄せる潮騒
街を呑み込むは嘆く人魚(きみ)の歌声か
(無慈悲な歌に嘆くな涙拭いほら手を取って 怒り満ちるままにそうだ歌え人魚姫)
古の愛よ 僕を縛れ海(きみ)へ(古の想い抱き深く沈むその日まで)
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