夏を待つ。

timtom

ボカロ曲3作目です。
ー－
＜歌詞＞

夏でした、それは

また夢を見てる

思い出せないまま

ただ空を想ってた

炎天下　拭って

風が吹く

今だって書いている

あの夏のことを

快晴　君の目は

流る雲の行き先をただ追っていた

僕はそれを見てる

何も知らないふりをしたんだ

黙っていた待っていた

次に君が言うことを

渡すだけの無意味な言葉を

探してる

「ありがとう」ささやかに言った

ごめんねは言えないままなの

「忘れた？」って君だけわらった

そんなことは知りたくなかったんだ

手放せなかった

思い出が消えないだけなの

君を待った　夕景だった

現在だって過去になってく

快晴　駆け上がる

坂道　壊れた自転車を押していた

「待って」目に映る

空の青に息が詰まった

笑っていた

時間はまだ　だなんて馬鹿

迫っていて

流る雲　やっと僕は気がつく

人生ってそんなもんだ

なんとなく思っていたんだ

最終バス　とうに去って夏を待つ

八月某日を描いた

今更そんな日々を憂いてた

今日だってどうせいつの日か

快晴　足を止める

あの夏はまだ僕を離さないまま

探した　

そこに君の名前なんて何処にもなかった

わかんないことばっかりだ

それでもまだ夢を見る

思い馳せて　たどってゆく

そして　夏が来て