あかぎれをそっと隠すように
甘い甘い夢を君に見せよう
柔らかな青い風がろうそくの火を撫でて
溶け合うように手を繋いだ

淡い淡い空に浮かんだ月が
転んで起きれない私を照らしてる
選ぶより選ばれたかったからなんてさ
馬鹿げてたよね

綺麗な言葉だけ飾ってみても
私はやっぱりどこまでも汚くて
縋るものさえ何も無くなって
優しい夜に沈む

ふわり舞ったように泳いで夢の海へ
ここだけは大丈夫だから
ねえずっとずっと　あなただけ待ってたんだ
そっか　ここにいたんだね
どうかもう少しだけ

あざだらけの肌　静かな部屋
ふたりだけ照らす灯りは飴玉のようだった
ほんの少しくらい神様だって許してくれるさ
ああ　よくがんばったね

ひらり舞ったように浮かんで星の海へ
今だけは忘れてしまえ
ねえやっとやっと　ひとつだけ見つけたんだ
そっか　ここにいたんだね

どうかもう一度

ふわり舞ったように泳いで夢の海へ
ここだけは大丈夫だから
ねえずっとずっと　あなただけ待ってたんだ
そっか　ここにいたんだね
どうかあと少しだけ