桜の季節終わる頃 一人足重く歩む道
どこに続いているか 考えて歩いていた

知らず決めていた終点(おわり)も 辿り着けば始点(はじまり)でしかなく
歩み止めど戻れども ただ 今居る場所は半ば

胸に残る月日は 忘れ行(ゆ)くこともなく
貴方の好きな桜を 思い出して
手折るよ

桜並木華やぐ頃 二人並んで歩んだ道
夢や希望甘い言葉 囁いて歩いていた

終わり告げるは容易くて 車一台あればよく
鮮やかな
朱(あけ)に染まった街路樹に ただ 響き渡る木霊

通り過ぎる月日は 映し身の彩(いろど)り変えて
焼きつく姿薄めて 替わり行く心
嘆くよ

身を焦がしていた痛みは 桜 散る度に薄れ
瞳に焼き着いた寝様(ねざま)も ただ 霞み行けば

胸に残る月日は あの場所に立つのを赦し
貴方が過ぎた道端に 彩(あや)を添えて
祈るよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

彩 ~aya~

DTMを知ってから頭の中に流れてる曲を書き出しました。
KAITO+MEIKOで和メタルが聞きたい→桜いいねえ→(書き出し中)→…あれ?
メタってなさそうな歌詞ですが、VOCALOID1が歌うことを想定して作ったため、伸ばす声が活かせるよう作ってみました。
言葉数的に、一番「でしかなく」=二番「鮮やかな」の位置です。

閲覧数:92

投稿日:2008/05/29 23:41:49

文字数:363文字

カテゴリ:その他

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