「届いて！」声枯らして
走っていた日々――

抱え続けてきた夢が
そっとこの手を離れた
「どこにゆけばいい？」
答えをなくして
流れる雲に問いかけた

いつからだったのだろう？
終わりが来るなんて
言葉にするだけでも
すごく恐くなっていた

今日を告げる鐘が響く
間違いでもいい　一歩踏み出せば

「届いて！」声枯らして
走っていた日々
色褪せずに　いつまでも
「始まる！」夢はひとつ
だけじゃ足りないから
ここでまた　見つけたよ

叶わないとわかっていても
誰も歩き続けてる
「何のためにいる？」
悩み求めてた　もう迷わないから

いつから気づけたかな？
終わりに何度でも
言葉にするからこそ
立ち向かってゆけるんだ

今日を告げる鐘が響く
踏み出せばいい　まだ知らない道へ

「繋がれ！」遠く聞こえた
過ぎし日の声
忘れないで　この胸に　
「聴かせて！」誰も皆
ひとりきりじゃないから
君とまた　走りだそう

未来(さき)は知るほどに恐くて
眺めるだけで　威張り散らしてた
届けた　思い出を
繋げた　君まで
伝えた　手を伸ばしていたのは――

「繋がれ！」遠く聞こえた
過ぎし日の声
忘れないで　この胸に
「聴かせて！」誰も皆
ひとりきりじゃないから
君とまた

「届いて！」声枯らして
走っていた日々
色褪せずに　いつまでも
「始まる！」夢はひとつ
だけじゃ足りないから
ここでまた　見つけたよ

「さぁ行こう！」
君とまた　走りだそう