白いベール纏いながらゆっくり
目を覚ます緑の葉に隠れた小さな蕾が
光を浴びて開く優雅な翅(つばさ)
心揺らすその姿はまるでフローラのようで
色あせない奏の風景が
時を超え世界を照らし出す
街を彩るネオン
君の瞳 映し出す心の闇
変わらない強かさが
想いを馳せて開く
優雅な翅(つばさ)
逢えぬ時の悲しみ
この恋歌 届けと
月明り舞う君の姿が
美しく世界を照らし出す
(星の光は答えを知っているのだろうか?)
(私は正しかったのだろうか?)
(心の奥底で不安の種が芽吹き始める)
(選んだ道 間違いだった?)
声が離れ 落ちる涙に揺れる水面が
全てのみこみそうで
あなたへの想いも
見上げた空に先はあるのかと
覚悟が無駄になりそうで
一輪の花は美しくとも 心は乱れ咲き
居場所がなくなり
ひとひらがひらひらと宙に舞い
示す道に導かれて
儚い夢さえ 現実のごとく
その手に包んで 逢えるその日まで
白い花びら舞い
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