詞に乗った感傷　浸かり溺れ
もういいって　それ正してよって
枯れた胸の華々しく散った
行動原理は

その場に置いた感情　波に呑まれ
態とらしい靴で踏んだ　煙草
火は消えた　硝子を割った
妄動便宜

何を言ったって　人には伝わらない焦燥
痛いのは腕じゃない
錚々に貧弱で　追い風に拐われてまで
何もできない自分が嫌いだ

依ったって 嗤ったって そんな
待ってる僕 からかって
どうしようもないな 冷たくなった惨状
辛くたって　喚いたって　自身
指した手だけ退いたって
拭えない劣悪を焼いて叩いて粉に舞って


諸刃になった心情　廃り崩れ
時に逆らう過去だって
和えた漬物のように仕舞ったんだ
完全包囲

抗争に加わっても　何も得られない
惆悵　こんな現状　見定めたい
平然と毒吐いて　誰も認められない
根本　重ねては解らず
嘆いては触れ血を流す

帆を張ったって　揺らいだって
力抜いた一人に死を説いて
どうもこうもないな
周りに胡麻を擂って
下向では結構です　更に
La ta ta ステップ踏んで
意味の無い踊りで
錯乱して攪乱して逃げ巻いて

云ったって　媚び売って
明らさまに悔いたって
終わりの見えぬ自問自答 助けてよ
水面上の半信半疑　まだ
生き絶えぬ息　断ったって
瀬戸際に見えた灰は高く散って

零になった溶鉱炉にまた
溢れる全疑押し込んで
放っておいてそのまま
氾濫した三乗　観ずに流れ