雨跡 【初音ミクDark オリジナル】
曲/詩 :シュカ
雨上がりの街はなんだか
色褪せたような悲しい色で
隠すように広げた傘を畳めずにいた
まだ止まない雨の音ココロに響いてる
お願いよ、どうか壊して
ねえ、届かない世界を
濡れた瞳さえ朱く染まって
見慣れた景色の君の色まで塗り潰してくの
枯れるほど叫ぶ声も知らずに
廻る世界の隅で雨を待ってた
焦がれた鈍色の痛み
街灯が照らした霞んだ君の陰にまた息が止まる
もう君のこと全部涙にして流せば何も残らないよ
私の中にはね、君しかいないの
君だけ
一人きりでまだここにいたんだ
記憶の君さえ離せなかった
朱に沈んでく街の中に溺れてく
誰にも知られずに
降り出した雨に消える雑踏
傘も差さないで濡れて歩くわ
きっと今ならね、少しくらい泣いたっていいでしょ?
熱が解けた痛みをぎゅっと抱いてた
雨音まだ響いて
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