ここは異国。
石造りの城の前で私は、うろうろして困り果てる。
(どうすればいいのだろう。)

いつかこの扉が開(ひら)くまで待つべきか?
それとも、よじ登って勝手に入ろうかな?

ここは異国。気づいたらここにいた、ここはどこか。
この城は無人である。と、それはさも当然である。さあ、入ろう。
雲流れ、

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

「ワルツ ハ短調」へ捧ぐ

 EVI様の「ワルツ ハ短調」(http://piapro.jp/a/content/?id=isapfsmioblszy0l)が、夜の海を穏やかに走る紫色の雲のごとく素敵でいらしたので、思わず筆を取らせていただきました。

 異国は、恐怖と興奮を同時に沸きたて、そしてそれは自分の表面に出るか出ないかのようなものです。
 唐突に、見るからに異国の物の前に、何の前触れも無く引き合わされたら、とりあえず私は不法侵入します。見つかっても怒られるくらいですみますよ多分。見つかったら見つかったで、何かその先におもしろいことがあるかもしれない。
 無人であるから進入するが、無人でないことも期待している。無人で無ければ入ってはいけない、だからこそ、当然そこは無人であるべきなのですよ。
 城の尖塔は、この夜の唯一の明かりである雲々の流れを背後に、歴史を感じさせそこに佇むのみ。

 そのような感じで。
 初歌詞で、どうにも拙く、大変申し訳ない限りです。

閲覧数:182

投稿日:2008/04/24 10:57:35

文字数:150文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました