街角の空は澄み　青冥(せいめい)
吃る人ごみの中に　滲み溶ける
言葉を彩る蒼に
代わり映えない模擬都市(ジオラマ)

いつか 見てた 果てのない空に
潰されるような 衝動
褪せて 消えた あどけない 夢を語る

今は 走るよ 傾く lalala　縹(はなだ)の空を
少　し遠い　みたいな　んだけ　ど駆けるさ
僕ら　踊るよ　ハレルヤ　青に　塗り潰される
君　に伝え　たい言葉　響けこの空に。



忙(せわ)しなく過ぎる日々　酩酊(めいてい)　
群青色の空をただ　揺蕩(たゆた)うだけ
答えを　濁した青に
焼き付いたような　蒼穹(そうきゅう)

いつか　馳せた　宛のない日々と
走り疲れたんだ　憧憬
君と　見てた　入道雲　宙（そら）にお別れ

僕は　疾るよ　傾く　lalala　世界の中を
遠　い　だけさ　と笑う　君の　声を頼りに
つむじ　風に　なびくよう　に立つ　あなたと生きる
もう　答えを　見つけたよ　響く　この空に。

いつか　見てた　夢を追う日々さ
霞む言葉たちの　情念
君と　駆けた　6月の　空に浸ろ

君は　青空　手を伸ば　した　届きはしないさ
けれ　ど滲む　青はほら　この手のひらに

今だ　走れよ　傾き　ながら　変わる世界で
もう　答えは　いらないさ　響けこの空に。