ジャケット

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夏々

『なな』って読みます


夏よ僕を溶かしてしまえと
不意にこぼす 八月は暮れる
過ぎる日々は何もできぬまま
足跡だけが増えていく 

明日の夢を語るだけでは
今と何も変わらないさと
煽る声に耳を塞いでは
聞こえないフリをしていた

他にできることなんて何もないんだからさ
突き飛ばした過去の自分を
武器と化した夢で刃で殺して さあ 届け

終わる夏へと向けた手紙を 音と言葉で紡いだ歌を
振り返らずに去りゆく君よいつか 僕の未来を見てくれますか

揺れる揺れる 小さな船で
代わる代わる 星を探して
広く暗い 海を渡るのだ
例えそれが痛くても
明日の夢を語り続けて
今は何もかもが違うから
思う 想う あの夏の日を
色褪せることの無い日を

僕にできることなんてたかが知れてる だけどさ
纏わりつく雑魚の自分を
吹き飛ばしたその風で迎えて さあ

巡る夏へと向けた手紙を 音と言葉で紡いだ歌を
巡る秋と冬と春へ声をかければ きっと来年も僕を溶かす熱さを
終わる夏へと向けた手紙を 音と言葉で紡いだ歌を
また振り返らずに去りゆく君よいつか 僕の最後を見てくれますか

過ぎていく日を 残した跡を
今は全てを 好きだと言おう

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投稿日:2022/08/22 13:39:21

長さ:05:00

ファイルサイズ:5.7MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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