むかしむかしあるところに、年老いた白キツネが暮らしてた。
ある日のこと白キツネは、山じゅうのキツネたちを集めたの。
「この日照り長く続けば、村人が困り果てる。
だからお前たち、私に力を貸してくれないか。」
キツネたちは、白キツネに従って雨乞いを始めたの。
皆それぞれ人に化けて、嫁入りの行列になって歩いたの。
それを見た旅の猟師が、怪しんで火縄銃を撃った!
白キツネは皆をかばい、弾を受け血を流して倒れたの!
キツネたちは駆け寄り泣き叫ぶと、空曇り雨が降ってきた!
そして白キツネは、静かにそっと命を閉じた、眠るように。
おしまい。
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