悔しいって言え
重ねた面影はいつかの、暮れた街の日々の
思い出せない、詩に綴る意味と
もう戻れない、凪いだ六弦。
数合わせにガラクタ積み上げては
崩す、その為に生まれたの?
心のどこかで下に見ていた
踏ん反り返って馬鹿みたい。
重ねた面影に酔いしれる、先の景色に目を瞑り
定まらない音、ハマらない言葉に怯え塞ぎこんでる
果てない、枯れない、渇きだけがずっと
この手を誘う。
作りかけを捨て置く度、虚しくて死にたくもなるけれど
どの道背に居場所はない。
そうやってここまで来たんだって。
歩みを止めて空を仰げど
世界は僕を置いてゆく。
醒めない夢も、凡百な憂いも
全部歌ってみろ!
一言、ただそれだけのことも声に出せない日々の中
掻き鳴らす鉄の雨に打たれて最低なリズムで叫ぶだけ!
果てない、枯れない、渇きだけがずっと
この身を震わせる。
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