トロイメライ inst

トロイメライ

朝待ちきれず再起動
憂鬱に泣く枕濡らした
時計の針は午前３時
冷たい朝を待つ

目覚めた淡い蜃気楼
空想に鳴く笑い飛ばした
はしゃいだ雨キャラメル色の
椅子に座りあなたを想う

ふわりふわり夢重なる
仰いだ手のひら
無数の鳥が鳴くから
藍色に染まる夜空見上げ

語り明かす刹那一人
伸ばした手のひら
もうこんな時間
されど喉が渇いたから

目を閉じた私瞬く
声溶けてゆく
晒すあの時の陽炎
濡らす滲む涙の果て
夢の中を旅する
意識なくても
瞬間に見た景色に
描く滲むあなたの色よ

朝待ちきれず再起動
憂鬱に泣く枕濡らした
時計の針は午前３時
目に映るあの時を待つ

茜色の空思い出した
また眠りにつく鉛のようだ
ゴミ箱に立つカラスのように見えた
靴飛ばし笑う
私は吐き出す仕方ないわ
やっと終わりが見えた
霞んでくように
パタリと絵本落とした

目を閉じた私は
声を溶かしてゆく
晒すあの時の陽炎
濡らす眠る涙の果て
夢の中を旅する
意識なくても
瞬間に見た景色に
描く滲む
あの時よ

目を閉じた私瞬く
声を溶けてゆく
晒すあの時の陽炎
濡らす眠る涙の果て
再開を待つこのまま
意識なくても
ねぇまたこの場所で
描く滲む
あなたの色よ