男の子女の子と養父。主人公は少年。
冒頭は少女視点のストーリーから始まる。
12年前に養父である神官の悪魔祓いに少年少女は立ち会うことになる。
退魔式の最中に少女の影に忍び込んでしまったソレを神官は片手間に祓うことになるが少女の魂を人質にされ退魔式を失敗させてしまう。
からくも少年の『喉』に魔神を封じ込める。

神官は命を落とす。
少女は神官の跡を継ぐため修業に励み悪魔を討滅する神秘を手に入れる。
繰り返される少女の退魔式に異変があらわれはじめる。
最初に気づいたのは少年だった。

視点を少年からに変更。
少女の退魔の理由は養父を死なせてしまった自分への憤りとそれをはたすための復讐に他ならなかった。
そうとは悟られないように振舞っていたことを少年はうすうすだが感じていた。
そして少女は暗転してしまう。
悪魔のささやきは少女の復讐心に付け入って心を変質させてしまった。

悪魔は少年に問う。
人間は修業でたやすく神秘を得られる存在なのかと。
少年は悪魔が間違ってはいないことを知る。
人間には奇跡はおこせはしない。
悪魔は少年に問う。
少女の神秘はどこから来るのかと。
少年は気づく。神秘は自分の『喉』に封じられた魔神の力だと。
神秘ではなく『魔法』。悪魔にしか使えない魔界の法。

少年の眼前で少女の『心』だけではなく『身体』も変質をはじめる。
闇色の竜翼と血色の瞳。

少年は少女の討伐を余儀なくされてしまう。
12年愛した少女の復讐が果たされないことを知る。


=途中=

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

神威を狩るもの

こんな感じのラノベが読みたいです。
感じ取ってもらえる何かがあるなら適切な文章化をお願いしたいです。
テーマというか
「好きな人」「目標への渇望」「暗転」「相克」 とか。
ハッピーエンドで終わらない、苦味や痛みの残る物にしてもらいたいです。

閲覧数:25

投稿日:2010/09/21 22:33:27

文字数:643文字

カテゴリ:その他

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