いつのまにか君にも 追い越されてしまったよ
才能なんてないって とっくにわかっていた
何かに縋りついて 諦めきれないなんて
情けなくって 自分が嫌いだ
水をあげても花は開かない
土を変えたら根を張ると思い込んで
足掻いている
それでもまるで夢のように
春を待ち焦がれているんだ
才能の種を信じても
いつか 芽吹く はずだって
このまま暗闇を進んでもいいのかな
いつのまにかこんなに 季節は過ぎてしまった
この人生の意味を 考える暇もない
泣き顔は見せたくない ちっぽけなプライドだ
叫びたくて 我慢している
水をあげてよ 心が枯れてく
自分の気持ち 認めてほしいなら ほら
色をつけて
誰かの真似なんてやめて
もっと自分らしく生きれたら
無責任な言葉が刺さって
一歩踏み出す勇気が
持てないままで 思わずしゃがみこんだ
-水をあげましょう-
-いつかきれいな花が咲くでしょう-
-光を受けましょう-
-その色が鮮やかに映るように-
夢を抱いてしまったから
この茨は甘んじて受けて
才能に愛されなくても
雨は祝福している
いつの日か芽が出ますようにと
祈ってる
信じても 救われない
暗闇は いつ晴れるのかな
「いつか叶いますように」
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