私の席に風は吹かず
背中に温度を感じてる
自分で存在を塗り替えつつ
呼吸を欠かさないで
甲矢に続いて眇めてみた
あれが私の願い事
壊れた秤の片側に押し付けて
心を覗き込めば自由な貴方
代り映えのない空想が
こちらを見てる
塗りこめた暗闇で赤く染まる頬
自身は光って私に見えている
自由に落ちていけるほど
この身体を楽にできないよ
貴方と同じ
凍る心臓を
手で擦りながら
涙を置いていく
浮かべた態度とかけた音は
どこからどこまでが本物?
誰からも遠く離れた場所
人と人の真ん中
思い出の中で暈けた匂いは
金物臭い紛い物?
脚色を継ぎ足し取り繕え
馬鹿みたいに
頭に詰め直した甘い夢のこと
嘘でもなくて惨めだ
片方きりで
約束のふりをした貴方と私の
エゴだよそれでも未だに光ってる
自由に落ちていけるほど
この身体を好きにできないよ
私も同じ
凍る心臓を
手で擦りながら
涙を攫って行く
奪いに行く
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