ぼくは　おおかみ（ボーカル無しVer.）

わおーん　わおーん　
長い髪が　
高い木の根本に　巻き付いてる
わおーん　わおーん　
長い髪が　
時計の針にほら　巻き付いてる

街のライトに　照らされながら
一本道を　わたる声　わたる声
また隅っこで　戸惑いながら
一本橋を　わたる声　わたる声

わおーん　わおーん　
長い髪が　
あの山のふもとに　巻き付いてる
わおーん　わおーん　
長い髪が　
星空の下で　絡まってる

あちらこちらに　うつろいながら
一本道へ　さそう声　さそう声
暗いムードで　さまよいながら
一本橋へ　さそう声　
そっか

ぼくのなまえは　おおかみ
よるが　おわるまで
ぼくのなまえは　おおかみ
つきを　みてると
ぼくのなまえは　おおかみ
よるが　おわるまで
ぼくのなまえは　おおかみ
つきが　みていると

わおーん　わおーん　
長い髪が　
狭い道の端に　巻き付いてる
わおーん　わおーん　
長い髪が　
道ばたの石にも　巻き付いてる

あと二百歩に　近づきながら　
一歩後ろで　わらう声　わらう声
崖のあいだを　飛びこえながら
一方向こうで　さそう声
そっか

ぼくのなまえは　おおかみ
よるが　おわるまで
ぼくのなまえは　おおかみ
つきを　みてると
ぼくのなまえは　おおかみ
よるが　おわるまで
ぼくのなまえは　おおかみ
つきが　みていると

おおかみにしか
せつめいは　できない
おおかみ　だけじゃ
ほんとうは　みえない

一寸先が　闇でも
一寸先が　闇でも

わおーん　わおーん　
長い髪が　
高い木の根本に　巻き付いてる
わおーん　わおーん　
長い髪が　ああ