
また今日も貴方の筆は走る
冗談を口癖のように言う
最初から答えのない問いかけに
答えてと笑みを浮かべる
月は貴方に影落とす
静寂(しじま)の中一人立っている
影で階段を作って月へ
昇るよと言って
少しだけ牙を見せるように
穏やかに不安をかき立てて
最後には全て嘘だと言って
また一つ笑みを浮かべる
途方もない夢を求め
後で悔やんでまた夢を見て
私は貴方を愛して
貴方は嘘を愛して
私は嘘を愛している
それとも私の愛は嘘
今夜も貴方の筆は走る
さあ 綺麗な嘘をもう一つ
いつか月を降りるだろう
そのとき私が迎えよう
二人で階段を降りよう
一歩 一歩と降りよう
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