ジャケット

夜 音を片手に独り
歩くのがシックとか
流行りが好きだとか
気にせず生きるには

もう冷たい視線が頬を染めている
お前なんかじゃないと
思わせぶりな歌詞に頭打ちの神風

髪を引かれど僕は僕で叫ぶ
先は見えぬなんて空を仰ぐ
橋の上でまた手紙を書いて
普通の我楽多に不束な愛を込めて
君を良かれと 惹きたいと
導く肩も落ちた息は切れた
指先感じた音は 耳には届かない


あの音を頼りに二人
選んで 掴んだ世界
流行りが代わるなら
朝靄に消えるだろう
長い間 背を向けて 席を空けて
何程痛みを知ろうと
色彩の欠けた音楽は
未だ春の及ばない処で

もう、いいかい?
流れ切った心地を
何十回繰り返した
見渡す限りの 紫から青を引いて
フクシアの薫りに添って
間に合うなら側に寄って

僕は今でも此処に降りて
橋の上で只手紙を書くの
君の居た夜に賽を投げて
脆く拙い拙い感情の海に
深く迷い込んだ

街の中で独りを観て嘆く
先は遠いなんて空は青く
歌詞の上でなきゃ何も言えなくて
普通の我楽多に不束な愛を込めて
君の心に、どうか届け
貫く音は此処にあるさ
とか呟いた八畳の外は
何時しか透けていった あの紅色

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

薫り咲いて水面 off_vocal

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投稿日:2024/03/29 22:51:09

長さ:04:12

ファイルサイズ:9.6MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

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