
廃墟のように生きている
昼と夜と天と地さえも
逆さになった世界に住んで
揺れてるだけの動物です
迷子のように泳いでいる
惰性で今日にぶら下がって
生活感のない生活を
六畳一間の洞窟で
カナリヤが鳴き止む
フクロウが飛び立つ
鏡は暗闇で何を映してる?
エコーロケーションの要領で
ここにいるって叫んでみたって
応答はない 応答はない
誰か応えて
遮光カーテンを締め切って
外の喧騒に耳を塞げば
存在しない 存在しない
誰も知らない
私はコウモリ
鳥なき里で歌っている
私はコウモリ
鳥なき里で歌っているんだよ
大挙して押し寄せてくる
不安と葛藤と劣等感と
枚挙に遑がない後悔を
大事に大事に味わって
鴻鵠の志なんぞ知らん 知らん
いずくんぞ知らん
されど燕雀で終わるつもりもない
そんなビルドゥングスロマン
鶏口牛後 いずれにもなり損ね
テイクオフ そう きっと今が底値
低空飛行でもいつかあの尾根を越え
違うところへ
エコーチェンバーが止まなくて
目を覚ましてって呼びかけたって
反応がない 反応がない
何も変わらない
二項対立に囚われて
0と1に支配されていた
本当じゃない 本当じゃない
何もわからないや
誰か聴いているのだろうか
誰も聴いていないだろうな
誰が聴いていようがいまいが
ギターソロは省略しないぜ
エコーロケーションの要領で
ここにいることを確かめたくて
音を鳴らす 音を鳴らす
どこか遠くへ
座標空間に穿たれた
穴はいうなれば存在証明
正解はない 正解はない
どこへ行こうか
私はコウモリ
鳥なき里で歌っている
私はコウモリ
鳥なき里で歌っているんだ
私はコウモリ
鳥なき里で歌っている
私はコウモリ
鳥なき里で歌っているんだよ
歌っているんだよ
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