ごまかされた時代に 悲しく華やかに
目隠しで 踊らされてる
流れのままに

さして光りもせぬ コインに魅せられた
健気な踊り子は 結末を知らない

限りある この舞台で
それでも止まない調べ


グラスを配る ピエロが首に下げてるのは
笑い続けてる しゃれこうべ


さして強くもない ワインに酔いしれ
賑わう観客も 本当は知ってる


さあ・・・踊ろうよ・・・ 誰にも止められない
善人 悪人 偽善者も
行き着く場所は みんな同じ

踊り疲れて 座り込んでも
鳴り止まない 嘆きのワルツ


さあ・・・踊ろうよ・・・ 誰にも止められない
金持ち 病人 ゴロツキへ
等しく微笑む 死に神に

腰を抜かして 逃げ出しても
降りられないのさ この地球(ブタイ)から・・・


僕らの後回しのツケは
あなたの抱いてる その坊や

調べにのせて 嘆く詩人の
奏でる詩も 手遅れなの?


さあ・・・踊ろうよ・・・ 誰にも止められない
善人 悪人 偽善者も
行き着く場所は みんな同じ

踊り疲れて 座り込んでも
鳴り止まない 嘆きのワルツ


絶えることのない 欲望の調べ



・・・嘆きのワルツ・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

嘆きのワルツ

今から10年前ぐらいに書いた詩です。

閲覧数:202

投稿日:2008/02/22 02:34:17

文字数:498文字

カテゴリ:その他

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