最近は何だかどうも
慎重に安全に過ごしている
昨日笑えた事さえ
思い出せないくらい

誰かのストーリーで笑って
大事なものを探している
他人のものの中じゃ
在る訳ないのに

月が煌めいている
太陽の光を貰って
僕らを照らしてる

君がくれた
雫を瞳に浮かべて
凍りつく手を溶かして
生まれる声も
自分が無いと嘆いて閉じ込めた
こんな僕を
動かしたのは　君なんだよ

世界が動いた気がした
ほんの少しだけ、少しだけ
動かされた心に答えるように

虹が煌めいている
太陽の光を貰って
僕らを満たしていく

聴こえるかな
自分の中　叫ぶような声が
聴こえるなら　答えて
先の見えない旅路で
立ち止まって振り向いた
辞めたっていいさ
それでもまだ　歩けるから

君がくれた
雫を瞳に浮かべて
凍りつく手を溶かして
生まれる声に
耳澄まして答えるのは誰だ
この世界を動かしたのは　
君なんだよ
僕なんだよ

自分が無くたっていいさ
貰った物から生まれるから
誰もが独りきりじゃ生きられないから