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窓の外をふ、と眺める
街は生憎の雨模様
君が好きだと言った花も
消えてしまうだろうか

古い上履き　無機質な体育館
何気ない日々　一歩ずつ流れてく
この気持ちさえ　言い出せない
これが　僕の　「最後」さ

窓の外をふ、と眺める
街は生憎の雨模様
君が好きだと言った花も
消えてしまうだろうか

「風に勝てない　脆い花じゃないのか」
そう言う僕に　君はこう呟いた
「散ってゆくから好きなんだ」
空の　色が　変わった

過去の記憶　思い出した
きっとこんな日々も最後だ
制服の僕はただ一人
何も出来ないまま

好きだとかそんな事じゃないけれど
思い出は確かにあって
次第に忘れてゆくのだろう
「ここまでだね」と

古い上履き　無機質な体育館
何気ない日々　一歩ずつ流れてく
この気持ちさえ　言い出せない
これが　僕の　「最後」さ

窓の外をふ、と眺める
街は生憎の雨模様
君が好きだと言った花も
消えてしまうだろうか

寂しくはないさ