Midi To Drumsモーション作成ツール
「d-motion」を応用させたメタルドラマーモーション作成法
従来はMidiデータの内 トラック10のドラムトラックを読み込んで
該当する部位のモーションを作成するという仕組み。
楽器用モーションデータと演者用モーションデータを出力する構成。
ハイハットモーション(オープン/クローズ)
スネアモーション
バスドラモーション
タムタムモーション
フロアモーション
クラッシュモーション
ライドモーション
が確認されている。
そして1/2分音符や1/4分音符などに応じて足の運動間隔が調整される仕様を
利用して作成する方法がコレ。
1.まず元となるMidiデータのトラック10がメタル譜面(16分のバスドラ)となっている場合
他のトラックデータを削除して新たにMidiデータを保存する。
もしくは空きのトラックを最低でも2つ確保する。
2.保存したMidiデータのトラック10を別のトラックに移動させる。
(元のデータとして残す。)
3.バスドラムのパートのみ打ち込み直す。
奇数パートと偶数パートでデータを分ける。(その際、8分化しておく)
分けたら片方のデータを別のトラックで打ち込んで一旦保存する。
例)
トラック10:12345678・・・ → トラック1:1 3 5 7
トラック2: 2 4 6 8
※分けたトラックが重ねると元のバスドラムに戻るという仕組みにする。
ちなみに2連→休止→1打のメタルあるある譜面も同様に
例)〇は休符
トラック10:12〇345〇6・・・ → トラック1:1 〇 4 〇
トラック2: 2 3 5 6
つまり1/16分ごとに奇数と偶数データにするといった具合です。
4.分けたどちらかのパートをハイハットとしてデータ変換する。
(左足モーション化するということ)
右足は通常のバスドラムモーション
このデータを「d-motion」に読み込ませて演者モーションを作成する。
※ただし、楽器モーションは削除する。
→ハイハットでの左足の動きを使う為です。
5.楽器モーション作成手順
3.の時点でそれぞれをトラック10にした上でMidiデータを保存する。
※つまり2つのMidiデータがあるという事
片方で作成したものを基準とし、もう片方をバスドラムのみのトラックデータで
「d-motion」に読み込ませてモーションを作成する。
こちらは演者モーションを削除する。
→奇数で動くバスドラムと偶数で動くバスドラムがあればよいという事
6.MMDへの導入手順
・対応するドラムモデルを2つ読み込ませる。
・片方はバスドラムだけ使用するので他の楽器は別のところへ退避させておく
・演者モデルに4.で作成した演者モーションを読み込ませて足の反応を確認しておく
→違和感があれば微調整しておく
上手くいけば黙々とドラムを叩くメタルドラマーがそこにいるはず
注意事項
ハイハットのオープン・クローズを足で行うようにする為、トラックデータに設定をしない。
スプラッシュハイハット仕様化するということ
MMDドラムモーション作成ツール「d-motion」を応用させたメタルドラマーモーション作成
MMDBandEdition数あれど未だにヘヴィメタルのMVやライブ風動画が少ないので
作ってみたいという方に(需要あるのか?)参考になればと思って残すことにしました。
考え方は簡単そうで作業すると割と難しい。(というか面倒くさい)
元のツールにヘヴィメタル対応さえしてくれれば万事解決なんですけどね。
ちなみに32分音符、3連・N連符譜面対応。
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えぐぜなんとか
その他
元のツールにある腕切りIK化は
・PMXEditorを入手すること
・プラグイン「IKMakerX」をユーザーフォルダに入れておくこと
・PMXEditorでプラグインが機能すること
※ちなみにギタリスト作成プラグインである「GStrapInstallerX」も入れておくと良い。
ギター演奏モーション作成ツールの内腕切りIK化に対応しているものと非対応のものがあるので注意。
2024/04/09 20:42:59