inst_金砂山篭城曲~「金砂戦国誌」【オリジナル】
1997年ごろ。著者に無断で勝手に構想してた(ぉ)『金砂戦国誌』(大内政之介)を脚色して映像化するという作品のオープニングテーマ用に作ったインスト曲です。
書籍は、常陸国(茨城県)の常陸太田近辺を舞台に、源氏出身なのに平家に味方して数万の鎌倉勢を迎え撃った佐竹秀義から、100年以上に渡って続いた内乱「山入一揆」、佐竹 vs 北条&伊達の果てしない闘い、そして関ヶ原合戦直後に天下の徳川軍をやたらと気の長い作戦で迎撃してしまう寸前だった佐竹義宣まで、佐竹家「最後の砦」であった金砂山城を中心とする、約500年にわたる戦乱の中の興味深いエピソードのオムニバスでした。
近辺出身の武道家である先輩に案内していただいて城跡である金砂山の神社へと登り、聳え立つ千尋の崖から見下ろしたとき……攻め寄せる数万の敵軍の姿の妄想とともに、この曲想が浮かびました。
もう映像化は諦めてるけど音楽だけでも公開してしまおうと…というわけで思い切って投稿♪
(実は、バックアップディスクには、そういう「流れた構想のテーマ曲」のMIDファイルがけっこうあったりしますw)
GS音源のとある音色のピッチを弄り「侍たちの掛け声(鋭(エイ)! 応(オウ)!)」をMIDIで再現しようとした、若き日の無意味な苦心の痕跡を笑ってほしいっ!
(^_^;A
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